突如やってきたサキュバス・イノととある契約を結んだ男の話。
契約の内容は2つ。
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私、マイノグーラの一週間の誘惑に打ち勝つことが出来た場合、
あなたの性奴隷となります。
日中はあなたの前に姿を表しません。
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一週間誘惑に耐えられず射精した場合、あなたの餌となります
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イノの挑発により、本契約を結んだアナタは、
彼女が誘惑をする一週間を過ごすこととなる……。
サキュバス・イノからの誘惑性活を描いたのが、
『月夜に淫魔と踊ったことはあるか』である。
本作品の特徴は、誘惑に耐えるということである。
耐え切れなければ、ヒロイン・イノの奴隷となってしまう。
彼女自身は無理やりというよりも、性行為を交えた
誘惑行為を行ってくる。
しかし、完全に一方的に無理やり射精させるようなことはしない。
そのため、完全に誘惑行為に屈するかどうかは、アナタ次第ということだ。
誘惑に屈するような選択肢を選ぶことで、彼女に射精させられるという
ようなシーンを楽しむようなことが出来るのである。
さて、本作品はコミカルな会話も楽しかったので、少し触れていこう。
本作品のヒロイン、イノはサキュバスだが、無理やり絞りとるような
ことはしないことが特徴的だ。
そんな彼女との生活であるからこそ、主人公も恐怖や闘争心などを感じていない。
どちらかと言えば、仲慎ましい幼なじみ関係のような生活が描かれている。
そのため、ところどころの生活シーンでは、クスっと笑えるような
場面も多く描かれている。
こういったシーンは、ヒロインのイノへの感情移入に繋がることは間違いないだろう。
ただ、一方でエッチシーン数は少なめだ。
日常シーンが描かれているため、ボリュームこそあるが、
1週間だけという期間設定もあり、エッチシーン数は10に満たない。
定価格ゲーだが声ありという点では、満足できる作品だと思うが、
ゲーム・声付きにこだわりがなく、シーン数をとにかく重視したい
ユーザーの場合には、ボリューム不足を感じるかもしれない。
Mシチュとしては、7点ぐらいだろうか。
絞りと取られるような作品というよりは、明るい生活の中に、
誘惑や、少し強き責めを見せる女の子とのエッチを
楽しみたいユーザー向けの作品といったところだろう。